「アトピーだけど、在宅ワークって実際どうなの?」
「リモートワークでアトピーは楽になる?」
そんな疑問を持っていませんか?
結論から言うと、アトピー持ちにとって在宅ワークは最高の働き方です。
僕は塾講師からエンジニアに転職し、現在は完全在宅で仕事をしています。
(詳しい経緯はこちらの記事で書いています)
今回は、実際に在宅勤務を続けてきて感じたアトピー持ちにとってのメリット3選を、具体的な体験談とともにお伝えします。
メリット①:時間に余裕ができる
通勤がなくなって睡眠時間が激変
在宅ワーク最大のメリットは、通勤時間がゼロになることです。
塾講師として働いていた当時、僕の生活はこんな感じでした。
【塾講師時代】
- 10時出勤、23時退勤(帰りが0時を回ることもしばしば)
- 帰宅後に夕飯、家事などをして就寝は2〜3時
- 朝8時に起きて9時に家を出る
- 睡眠時間:5〜6時間
正直に言うと、慢性的な睡眠不足でした。
【在宅エンジニアの今】
- 9時〜17時半が定時(残業は長くても1日2時間ほど)
- 通勤がないので、極論10分前に起きても仕事に間に合う
- 夜は0時頃には就寝
- 睡眠時間:8時間
この差は本当に大きいです。
アトピーの人にとって、睡眠は最強の薬です。
僕の場合、睡眠時間が短いと翌日の肌の状態が露骨に悪化します。
逆に、しっかり眠れた日は肌の調子が明らかに違う。
在宅になってからは、朝の準備にかける時間も最小限で済むので、ギリギリまで寝ていられます。
これだけで、肌の回復力が全然違うんです。
ストレスの激減
満員電車に乗らなくていい。
汗だくで駅まで歩かなくていい。
上司の顔色を伺いながら「おはようございます」と言わなくていい。
塾講師時代、10時出勤なので電車は満員ってほどではありませんでしたが、座れたり座れなかったり。
電車の遅延があると報告が必要で、そういう小さなことが少しずつストレスになっていたと思います。
これらの「小さなストレス」が積み重なって、アトピーを悪化させていたんだと、今になって実感しています。
メリット②:ずっと気を張っている必要がない

職場で働いていると、常に「見られている」という意識がありますよね。
これが、アトピーにとってはかなりの負担になります。
交感神経と副交感神経の話
アトピーと自律神経は密接に関係しています。
- 交感神経(緊張モード): ストレス、痒みが出やすい
- 副交感神経(リラックスモード): 体が回復、肌も落ち着く
職場にいる間は、常に交感神経が優位な状態です。
周りに人がいる、上司がいる、生徒がいる——。
無意識に体が緊張モードになっています。
在宅なら「緊張のスイッチ」を切れる
在宅ワークでは、自分のタイミングで休憩を取れます。
ちょっと疲れたら、ソファに5分だけ横になれる。
誰にも見られていないから、深呼吸して肩の力を抜ける。
好きなタイミングで休憩できるし、好きな音楽をかけながら仕事もできます。
こういう「小さな自由」が、自律神経を整えてくれるんです。
「帰宅後に爆発してかきむしる」がなくなった
塾講師時代、僕は帰宅した瞬間に全身を掻きむしっていました。
家に帰るまでには痒みがギリギリの状態。
電車を降りて徒歩で帰る間も、頭をボリボリかきむしったりしていました。
外で掻くのを我慢できたとしても、家に入った瞬間に痒みが爆発。
スーツのままボリボリ掻いてしまうのは日常茶飯事でした。
一通りかきむしったらスーツを脱いで部屋着に着替える。
着替えた後もかゆいところをポリポリ掻いたりして。
まるでダムが決壊したようでした。一日中我慢していた反動が、一気に来るんです。
在宅勤務になってからは、この「爆発」がなくなりました。
自律神経の切り替わりが急激ではなくなったからだと思います。
仕事中でも痒くなったらその場で対処できる。
だから「我慢の限界」が来ることがなくなりました。
メリット③:毎日肌の状態を気にする必要がない

職場勤務では、肌の状態が常に「見た目」の評価に直結します。
でも在宅なら、その呪縛から解放されます。
「今日の顔、大丈夫かな」からの解放
毎朝、鏡を見て絶望する必要がなくなりました。
塾講師時代、帰宅後に爆発してかきむしった時に顔をガンガン掻いてしまうと、次の日の朝に真っ赤になっています。
そんな日は外に出るのも憂鬱でした。
マスクをしていっても隠せないくらい赤いので、生徒に「先生、顔赤いけど大丈夫?」なんて心配されることも何度もありました。
善意で言ってくれているのはわかる。
でも、そこに触れないでくれ、という気持ちもあって。
結局また自己嫌悪に陥る、その繰り返しでした。
在宅なら、カメラをOFFにすればいい。
僕の会社のZoom会議などは基本的にカメラOFFでOKなので、肌の状態が悪い日でも全く問題ありません。
どうしてもビデオ会議でカメラONが必要な時でも、顔の一部しか映らない。
「今日は肌荒れてるな」と思っても、仕事に支障はありません。
痒い時にすぐ対処できる
仕事中に痒くなった時。
- 一旦仕事を中断して休憩しながら自分のペースで対処できる
- 保冷剤を取りに行って患部を冷やす
- 塗り薬を塗り直す
- シャワーを浴びてリセットする
これが全部、自由にできます。
一旦かゆいところを掻いてしまっても、次の日出勤して人と顔を合わせるわけではないので気楽です。
結果的に、痒くなること自体も減ったかもしれません。
塾講師時代は、ただ我慢するしかありませんでした。
トイレに行って薬を塗るなんてこともできず、ただひたすら痒みに耐える。
在宅ワークは、この「痒み対処の自由度」が桁違いに高いんです。
服装が自由
スーツを着なくていい。ネクタイを締めなくていい。
僕は毎日、綿100%の部屋着かパジャマで仕事をしています。
肌に優しい服を選べるだけで、1日の快適さが全然違います。
デメリットもある

在宅ワークは最高ですが、デメリットもあります。
運動不足になりがち
通勤がなくなると、本当に歩かなくなります。
1日の歩数が100歩以下ということもザラにあります。
僕は意識的に対策として以下のことをしています。
- 毎日の散歩: 日が落ちてから行くようにしています。そうすると肌の状態が悪くても気にせず気楽に行けるからです。
- 自重筋トレ: 家でできる範囲で体を動かすようにしています。
- 週末の外出: 肌の調子が良ければ、基本的には出かけるようにしています。
人との交流が減る
これはアトピー持ちにとってはメリットでもありデメリットでもあります。
対面でのストレスは減りますが、孤独感を感じることもある。
とはいえ、僕の場合は毎日会議で話す機会がありますし、開発案件のチームメンバーとは雑談などもしながら仕事ができているので恵まれているかもしれません。
ただ、在宅ワークにはそういう傾向があるので、意識的に人と関わる機会を作ることは大事だと思います。
まとめ:アトピー持ちこそ在宅ワークを検討すべき
改めて、在宅勤務のメリット3選をまとめます。
| メリット | 具体的な効果 |
|---|---|
| ①時間に余裕ができる | 睡眠時間が5〜6時間→8時間に、ストレス激減 |
| ②気を張らなくていい | 自律神経が整う、帰宅後の爆発がなくなる |
| ③肌の状態を気にしなくていい | 見た目の呪縛からの解放、対処の自由度UP |
もちろんデメリットもありますが、アトピーで仕事が辛いと感じているなら、在宅ワークという選択肢を真剣に検討する価値があります。
まずは「在宅でできる仕事って何があるんだろう?」と調べてみることから始めてみてください。
このブログ「アトピーエンジニアの快適Lifeログ」では、アトピーと向き合いながら快適に働くための情報を発信しています。
気になる方は、ぜひ他の記事も読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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